管理番号 | 新品 :45994183 | 発売日 | 2023/11/18 | 定価 | 29,700円 | 型番 | 45994183 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カテゴリ |
オールひねり(透明-2層(透明・紺)) 12.0mm(軸の太さ) 全長17.5cm ペン先がササ型のオールひねりです。現在はホームページには掲載されていないモデルです。 個人的な感想ですが、実用性の観点から言えば、ガラスペンの世界で一番と言っても良いと思います。デザインは様々な作家さんが、魅力的な作品を発表されてますし、書き味がもっと滑らかな作品も存在します。しかし、実際に使ってみると、この品の使いやすさを実感します。 佐瀬工業所のガラスペンは軸の太さ、ひねり部分の比率で大きく値段が違うため、ご注意ください。 佐瀬工業所の現行品のガラスペンはホームページや伊東屋本店、イベント、外務省が行なっている海外広報の一環としての情報発信拠点、ジャパンハウスにて販売されてます。 ガラスペンは明治35年に風鈴職人の佐々木定次郎氏によって日本で初めて開発されました筆記用具で、開発者の技術を唯一受継ぐのは佐瀬工業所製のガラスペンのみです。 佐瀬米蔵・要えんは、定次郎氏の元で修行し明治45年に「カネモ印」の家号にて東京都台東区入谷で独立し、明治~昭和まではペン先のみガラスの竹軸、セル軸、 木軸が主流でしたが、二代目 佐瀬勇 (昭和三十年からこの道一筋) によって平成元年に一体型 (ペン先から軸まで全てガラス製) のガラスペンが開発されました。 軸のねじり文様を作るには左右の手を同じ早さで回し続ける技術が必要で、1本1本丁寧に全て手作業で作成するガラスペン作成技術にて二代目佐瀬勇は台車 区優秀技能者 (H10) 指定生活文化財 (H11) 東京マイスター (H24) に認定されました。